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転職ドラフトとY社は、本当に悪なの?

 こんにちは、wiz7です。ふだんはこちらで書いてます。今回は迷ったけどこちらのサブブログの方に書くよ。

 はてな匿名ダイアリー(増田)で、実に可燃性の高い記事が上がっていました。

anond.hatelabo.jp

 問題を3行で要約すると、

  • 「転職ドラフト」という転職支援サービスがあり、企業が先に年収を提示することで選考が進んでからの年収面でのミスマッチを防ぐのがウリらしい
  • と言いながらも、企業からの提示額の9割以上を保証するという、摩訶不思議な仕組み(2016/09/25時点)
  • 某企業は550万を提示していきたが、実際に提示されたのは4,288,000円+みなし残業時間25時間分で、「4,912,228円」

 ということらしい。

 うーん。。。ちょっと待ってよ?

謎の9割ルール

 まず、転職ドラフトの「9割ルール」というものが、いいか悪いかで言えば、いいわけがないんだけど、それって転職ドラフトが元々決めていたルールですよね?得体のしれないサービスを利用するからには、事前にルールについて知っておくべきだと思うんですね。

 増田がもしこれを知らなかったとしたら、増田はこのルールの存在を知っていたので、落ち度が全くないわけではないと思います。根拠は後述。
(※2016/09/27 加筆・修正)

 とはいえ、年収のミスマッチ防止を謳うサービスで、さすがにこれはないだろう、というのはもっともな話で僕もそう思うんだけど。

 で、9割ルールがどのような形で謳われていたかが問題だと思うんだけど、さっきトップページみたら9割ルールについては一言も書いてなかった。実際に利用を開始したら、いやでも目に入るようになっているのかね?少なくともアカウント作成時にはユーザには知らされていない。

 ここだけ見ると、転職ドラフト側に落ち度があり、少し詐欺っぽいね。

みなし残業って、残業ゼロでも支給されるよね?

 次に考えたいのが、「みなし残業」というフレーズ。増田は「みなし残業時間25時間分」という表現をしているところから推測するに、毎日定時で退社しても支給される金額であるように見える。残業0時間~25時間まで固定の金額でね。

 つまり、残業ナシでも、Y社が提示した550万の9割である、495万マイナス4万には到達しているんですよね。ブコメが派手に燃えているけどさ、そこまで理解されているのかな?ルールにのっとって考えると、確かに4万円ビハインドですよ。これはY社の明らかなルール違反で落ち度があるんだけど、4万円未達でそこまで大騒ぎする話なのかな?

 擁護する気はないけど、少しずれている気がする。

 炎上している原因は「残業しないと130万程度の差が発生する」と誤解されているからじゃないかな?

 そう考えると、問題の根元は9割ルールの制定と、それを利用する企業にありそうだね。

年収って残業込みなの?そうでないの?

 最後に実際の残業について。
 45時間の残業で、元々の希望額の550万に近い金額になるという。

 年収の話する際に、企業側は残業抜きの額を提示すべきだという論調になっているけれども、まあそれはごもっともな話だと思う。

 けど実際問題、もし自分が面接で年収希望額を聞かれたら、残業時間がどの程度かを確認し、残業込みでxx円希望ですって確認しないかな?

 というか、大事な話なんだからちゃんと確認しようよ。個人的には確認が甘いと思いました。面接時に疑問に思わないのも問題だし、疑問に思っても心証悪化を懸念して質問することができないとしたら、それはそれで色々と問題なんじゃないかな。

 企業だって慈善事業でやってるわけじゃないわけで。少しでも自分に有利な形でコトを進めたがっているんだから、詐欺師と対決するくらいの心構えで戦わないと。でないと、今後、様々な場面で増田が辛くなっちゃう。この話に限らずね。

何かを契約する際には、相手を詐欺師だと思え

 まあ、何がいいたかったかというと、大事な話はちゃんと確認して自分の身を守ろう、という話で。

 増田で燃えて転職ドラフトらが改善したところで、世界が変わるわけじゃない。
 
 騙される奴が悪いなんて言うつもりは毛頭なくて、自分を守るために確認すべきことはキチンと確認していこう、という話でした。

 さっそくコメント出しているね。対応が待たれる。

job-draft.jp

そいじゃ!

ブログを書かないでいたら、書けなくなったという話。

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 こんにちは、wiz7です。ちゃんと息してるかい?

 しばらくブログを休んでしまったので購読登録してくださっている方々は「え?お前誰だよ?」という感じだと思いますが、とにかく僕です。僕なんです。僕だってば!普段はこちらで書いてます。

 今日はリハビリを兼ねて、のんびりと中身のない雑記でも書こうかね。あ、まるで普段は価値ある濃厚な記事を書いているかのような表現をしちゃったけど、まあそこはご愛敬。

 こちらのブログですが、見返すと前回の更新は今年3月でした。つまり、もう半年近くも更新をサボっていたわけですね。この体たらくについては、さすがの僕も驚きを禁じ得ませんでした。何が「さすが」なのかは、全くわかりませんが。

 名伯楽「鴨川会長」なら、きっとこう言うことでしょう。

 毎日の積み重ねがキサマらを弱くする!
 ――はじめの一歩 89巻(P.156) 

 

書かなくなると、書けなくなる2つの理由。

 ブログを長いこと書かなかった、もとい「書けなかった」原因を自分なりに分析してみたのですが、自分が無意識のうちに作り出す「心理的負荷」が一番の元凶なのだろうな、と考えています。

 「こんな不毛な記事を書いたら読者は去っていくだろうな」だとか、「この内容では役に立たないし共感も得られないから、ブックマークゼロだろうな」などと考え始めると、もうダメです。手が全く動かない。
 プレッシャーというほど大そうなものではないにせよ、書くのが非常に「おっくう」になってしまうんですね。
 誰もテメーのことなど気にかけていないにも関わらず、自意識のオバケに支配されるわけです。恐ろしい、恐ろしい。

 もう一つの理由として考えられるのは、執筆の習慣について。

 思考を文章化する際に利用する思考回路の利用頻度に関する問題です。

 ご存知の通り、人間の機能は使わなければ衰える一方ですが、逆に、使うことで強化されます。

 文章を書くこと自体がそこそこ習慣化されていた頃は、脳内の言語化・文章化中枢(と勝手に名付けたよ)が常に活発に活動しているため、筆の動きもスムーズかつ楽しく文章を書くことができていたのですが、それが一たび書かなくなると、「素早く文章化できずに、もどかしい」「面倒くさい」「楽しくない」という負のスパイラルに入っていくわけです。

 

人は習慣の奴隷。だから、今日も書こう。

 とまあ、この話はブログに限らず、運動でも瞑想でも野菜でも筋肉でも何についても同様で、継続すれば体・脳が慣れて楽にこなせ、上達することで日々楽しくなり、逆にサボればとたんにそれらは苦行と化し、無意識に営みから遠ざかってしまうんだよ、という小学生レベルの結論をもって、今回の記事を締めさせていただきます。

 特にオチはないからね。アディオス!

 

「続ける」習慣

「続ける」習慣

 
三日坊主のやる気術

三日坊主のやる気術

 

 

ネットリンチ、あなたも知らぬ間に加担してるからね。

炎上しているイメージ

 オッス人類。wiz7です。何だかとてつもなく暑苦しい画像ですが…まだ寒いので良しとしましょう。

 今回の記事は自戒の意を込めて書いているのですが……って、この「自戒の意を込めて」という表現、めちゃくちゃ予防線張ってますよね。

 さて、記事が炎上したり何か問題が起きた際に、寄ってたかって不特定多数の人達が、ネット上で個人を批判し、袋叩きにする「ネットリンチ」。

 「はてな界隈ってコワーイ!近寄らない!」などと思っているあなた。人ごとではありませんよ。アナタも知らぬ間にリンチに加担していることがあるのですから……。

 

世間一般で認識されている、ネットリンチのパターン

 ネットを徘徊していると炎上している記事をしばしば見かけますが、コメント群(はてブやツイート、Yahooニュースのコメント欄)などを見ると、それはそれは、まあ酷いもんですよね。
 これがいわゆる集団リンチ・公開私刑が執行されている状態です。

 コメントしている本人達は、イラっとした一時的な「反応」から脊髄反射的に感情を吐き出しているだけであり、リンチをしようとする自覚は全く無かったりもします。
 しかしコメント群を一覧性のある状態で眺めてみると、これはまたまた酷い状態でして、集団でボロクソに追い詰めている形になっているわけです。

 結果的に集団による私刑が形成されている。これがネットリンチへの参加パターンの代表的な例。

 

アナタも知らぬ間にリンチしてる!

 んで、ここからが本題なのですが、何も叩くだけがリンチじゃないと思うんですよね。

 仮にあなたが炎上記事を擁護する目的で、擁護コメントと共にTwitterにてシェアしたとします。しかし、その記事には既に批判的なコメントが大量に付けられていて、かつ、非常に可燃性の高い記事であった場合、どうなるでしょうか?
 
 ツイートした本人が擁護していたとしても、その記事を読んだあなたのフォロワーが、結果的に 叩くかもしれないわけですね。

 記事の「拡散」に加担することで、Twitterのフォロワーらには批判コメが大量に付いた炎上記事が目に触れることになるわけです。
 アナタの意図とは逆に、 記事の可燃性が高ければ高いほどさらに燃えてしまう可能性は高くなるわけです。

 これってリンチを結果的に助長していることになりませんか?

 自分はリンチを意図してないのだから、結果的にそうなった場合はあくまでも叩く側の責任、というのは一見理屈としては成り立ちそうですが、あなたがシェアした段階で、炎上が助長される可能性があることは推測可能なわけです。

 あなたがインフルエンサー(影響力のある人)であれば、擁護コメントにより風向きが変わる可能性もありますが、仮に焼け石に水状態であれば、逆に炎上が加速するかもしれないわけです。

 要は、あなたが攻撃するか擁護するかは一切無関係で、シェアした時点で炎上・リンチ を助長していることになるわけです。

 

擁護でなく言及したって同じこと

 上記の擁護の例は少し極端でずか、炎上記事を話題にツイートした時点で、リンチの片棒を担ぐ可能性がある、ということだけは認識しておきましょう、という単純な論理でした。

 ……とはいえ、そんなこと言ってたらSNSなんて使えないし、ネット上で情報発信できないじゃん!というのはごもっともなので、まあ、ある程度考えて使っていこうや、という程度でね。

 記事に中身!?あるわけないでしょ!!

 そんじゃーまた!

 

 

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はてなブックマークアプリ(iOS/for iPhone)が起動しない・不安定な場合の対処法

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 こんにちは、wiz7です。当サブブログではたまには意味の無いほっこりした狂気じみた記事を書こうと思うのですが、どうしても意味が伴ってしまい困っている次第です。

 で、表題の件なんですけど、はてな社のiOS版はてなブックマークアプリが最近物凄いんですね。
 凄まじいスピードでユーザから意見を吸い上げ、それを爆速で反映し続けているんですわ。正に少数精鋭のWeb系のベンチャー企業という感じがします。

 先日のアップデート(ver3.10)を持って、やっと色々と問題が解決されたので、かゆいところに手が届きまくって嬉しい限り……と思った矢先、アプリが完全に起動しなくなってしまったので、回避方法含めてシェア&備忘録として残してしときます。はてなさんもすぐに対応してくれるとは思いますけど、リリースまでにApple申請を通過せねばならず、配信まで少し時間かかるかもしれませんので。

※(後日追記)はてな社から回答があり「再起動したら直るかもしれない」という曖昧な回答が……。後述していますが、まずは再起動してみませう〜。

 では、アプリが起動しない場合の対処方法含め、不具合・障害に対する対処法を思いつきで列挙していきます。

 

iOSのバージョンを最新化する

 僕は昨日、これで少しつまづきました。僕の場合iOS9.1で止めていたのですが、これだとはてなブックマークアプリのver3.10は僕の環境では全く動きませんでした。

 困ったっことに、アンインストール・再インストールしてもアプリが全く起動しなくなってしまったのです。

 恐らくkeychain周りの制御(アンインストール後もアプリ内で保持し続ける認証情報)が完全におかしくなって、不整合がずっと解消されなくなったバグかな?と。素人なのでよくわかりませんが。

 余談ですが、iOSを最新化する際には、iTunesにバックアップをとってからにしましょう。おかしくなった場合に戻せるようにね!

 とはいえ、バージョン上げたくない人もいるかもしれません。これはバージョンアップを待てない人の最終手段でしょうかね。

 

一度、アカウントをログアウトして、再度ログインする

 こちらも先ほどと同様に、認証情報の紐付けがおかしくなってる場合、これで解決することがありますよ、と。

 

「はてなブックマークアプリ」と「はてなブログアプリ」のアカウント(ID)を合わせておく

 ver3.10では別アカウントでの連携を許可するようなアナウンスもありますが……そもそも、別アカウントで利用するシーンってあるのかな。

 いずれにせよ、認証周りは非常に複雑な機構なので、トリッキーな使い方をするとろくなことがないです。おとなしく利用アカウントIDは合わせておくのが吉。

 このアプリに限らずね!

 

その他、基本的な対応もろもろ

 このアプリに限りませんが、

  • ログアウト→アンインストール後→再インストール→ログインするとか
  • ホームボタンを二回連続押し、対象アプリを上部へフリックしてアプリを殺す(メモリを解放)だとか
  • 本体を再起動する(こちらもメモリを解放)とか……

 などといった基本的な手順を踏んでもダメなら、仕方ないのでiOSのバージョンの最新化ですかね。

 というのも、開発者が一番試験しているのは最新OSなので、動く確率は上がるわけです。利用ユーザが一番多いので。

 なので根本的な解決策ではありませんが、バージョンUPを待てない方は、今回はiOS9.2にしましょう。でも次に多いのはiOS9.1ユーザだと思うんですが……まあスピード最重視ということで、そこはご愛嬌。*1

 と、ただのメモというかチラシの裏になりましたが、困ってる人の助けになったらコレ幸い。

 アディオス!

 

*1:基本的なバグが散見されるので、個人的にはもう少し試験をしていただきいたいなぁ、とは思いますが。

ミッドライフクライシス(中年の危機)と35歳定年説は本当?中年の危機的な老いとの付き合い方を考えるフリをしてみた。

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 オッス!人類。
 せっかく作ったサブのブログなので、たまには全く意味のない不毛な駄文も垂れ流してみようと思います。お暇な人のみご一緒にどーぞ!

 つい先日、嫁と1990年代のJ-POP談義をしていたのですが、昔買ったCDの話題になるや、突如「当時、押尾●学が好きでCDを今でも持っている」などとドヤ顔でほざき出したので、「殿!ご乱心を!?お気を確かに!!」風に、波風立てぬよう、速やかに意識を現実世界に引き戻すと共に、人前では絶対に話さぬよう強く釘を刺した僕です。
※お塩氏、及びファンの方々にはご健勝をお祈りすると共に、と申しますか、この度、お塩閣下が釈放、もとい音楽活動を再開されるとの朗報を聞き、この瞬間を待ちわびていた私めは、歓喜にむせび泣きつつ、クソ冷たいフローリングの上をのた打ち回り「でんぐり返ってばい・ばい・ばい」したかどうかは定かではありませんが、決して悪意はございません(多分)ので悪しからず。
 とにかく、今後のご活躍を期待しています。色々な意味で。特に新・お塩語録とか 。

 すまんね、国防総省発のインターネット。汚物が下水を流れるように、人々の命が輪廻転生で廻るように……何の価値ももたらさないこの駄文も、光回線を伝わり全世界を駆け巡るわけですね。
 文明の利器が常に正しく利用されると思ったら大間違いだぜ。あ、今インターネットに独り言を語りかけてました。通報は「株式会社はてな」窓口まで。

 

で、本題。

 やっと本題。
 もう1月が終わるじゃないですか?ついこの間正月だったのにですよ。今月、僕は何を成し遂げたたかと問われても、何も記憶が無いわけです。

 自分の人生を振り返ってみても同様です。
 僕は少しでも世の中の役に立てただろうか?ソマリア沖の海賊を壊滅させただろうか?全●裸で「履いてません」とかやって孤児院の子供らを喜ばせただろうか?痴漢にあったJKを救いフォーリンラブ、「せ、せめて…お名前を」→「セ・ザール」みたいなやりとりはあっただろうか?

 否、否、否。何一つ達成できてないわけですよね。

 こう考えると、人生ってあっと言う間に終わるんだな、とつくづく感じるわけです。
 この幼児性の強い感性とボキャ貧な文章を読まれると、読者の方は僕が20代前半の学生かと思われるかもしれませんが、一応30代という設定でして、決して若くはなく生活のパフォーマンスも今まで比べると急激に落ちつつあるお年頃なわけなんですね。

 

35年定年説は誤っているけど、誤っていない?

 二十代の勢いのある頃は、いっぱしの社畜・兵隊として、徹夜もいとわず鬼神の如く、馬車馬のように働いていたのですが、歳をとってさすがに無理が利かなくなってくることを身をもって知るようになるんですわ。

 実際問題、最近いろいろとおかしい。
 日常生活全般についてパフォーマンスが昔ほど出ていないんですね。記憶力も怪しく、カストロ議長のことを変な形で呼んでしまいそうになる。ただ単に疲労が蓄積されている可能性もありますが、やはり若い頃に比べると馬力が出ないんですね。
 今までは勢いだけで解決できた問題が、徐々に解決できなくなってきているのを実感しています。
 また、一晩徹夜しただけでダメージは数日に渡り残るようになりました。(そもそも徹夜なんてするもんじゃないんですが。)

 DNA(D「どうして」・N「タデココ」・A「あんなに売れたの?」) が傷つき悲鳴を上げているわけです。

 そこで思い出したのが35歳定年説というフレーズです。これ、表現自体は明らかに誤っていますが、やはりそれなりの根拠があって言葉というものは世の中に広まるんだな、とひしひしと感じています。ある程度の年齢いったら力任せに動くのはムリだよ。アタマ使って考えね。という意味で。

 

人生の正午!?ミッドライフクライシス(中年の危機)‐変化に付き合っていく

 要は何が言いたいかというと、歳取ったら今まで以上に自分や周囲の変化に適応すべく、柔軟にやっていかないとね、と。

 労働時間を削り、睡眠時間を増やし、食べ物に気をつけて、日々運動を継続する、という当たり前のことを、いよいよ当たり前に本気で継続しないと、あなたの日常生活は今までのクオリティすら維持できないよ?
 もっと言うと不摂生してると老人になった頃にいろんな病気になるよ?単位時間当たりの体感時間も、この先どんどん短くなるしね!自分の体力も去ることながら、両親も不老不死じゃないし、自身の残り時間についてもリアルに考え「死」というものを他人事でなく感じられてくるわけですね。

 というような中年の思春期的症状を、世間では心理学的に「ミッドライフクライシス(中年の危機)」と呼んだりするわけですね。ユングは40歳前後を「人生の正午」と表現し、人生の折り返し地点として定義しているようです。誰もがつきあたる壁のようなものでしょうか。

 しかしその一方、かの孔子は「…… 三十にして立ち 四十にして惑わず……」と表現しています。「惑わず」というのは心が安定した状態を指します。

 ん……なわけねぇじゃろぅて。

 孔子がどのような考えに基づいて提唱していたのか深くは調べていないのですが、この言葉だけ切り取って見ると現代の一般人には全く当てはまらないようにも思えるんですよね。
 40歳だから(自分はまだ40じゃないんですが)惑うわけで、40にして惑わず、というのは極めて不自然で理解しがたい表現だと思いました。
 まあ孔子先生や、よほど成熟・安定した心身の持ち主ならそうなのかもしれませんけども。

 

凡人の生存戦略を

 まあ、状況に応じて柔軟に変化させていこうや、という単純な話でもあるわけですが、個人的に一番大事だと思うのは、「過去の成功体験を捨てること」「局面が変化しても流れに対して下手にあらがわないこと」かな、と。

 水は高いところから低いところへ流れる。陽は東から昇り、西へ沈む。DNA(どうして…)には死というプログラムが予めインプットされていることが証明されており、やがてその時限発火装置が発動するときが必ず来る。

 んで、そいつがいきなり発動したら、か弱い人類はビックリしちゃうので、階段をゆっくりと降りるように、ソフトランディングさせてくれる機能をカミサマは提供してくれたわけですね。
 だったらそれに乗って逆らわずにゆっくりと、流れに沿って人生の残りの時間を設計して、降りていきませう、と。

 人は、いくつになっても自分を特別な存在だと思っています。
 勘違いから全能感を感じとってしまっていた若かりし頃とは違った、「何者にもなれなかった凡人である自分、だけど自分の人生の主役はやっぱり自分しかいない」という、建設的な、前向きなオレオレ感とでもいいましょうか。

 そんな前向きなオレオレ感と共に、死というゴールに向かって、一歩一歩、今日を大事に歩んで生きてたいものです。

 とまあ、長々と語りましたが、「このような駄文を読んで貴重な時間を浪費しないようにしましょうね!」という啓蒙活動的な怪文書でした

 懲りずにまた来て!ほいじゃ!

 

 

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