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五郎丸選手の忍者のポーズを考える。「ラグビーW杯日本代表」南アフリカを撃破して

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 五郎丸選手「ニンニン! 拙者、本日の試合に決着をつけるため、遥か古(いにしえ)の時より代々引き継がれし忍術「強蹴楕円球通過棒之間*1を発動するでござる!!」

 選手A「な……何だってー!?ご……五郎丸……アレを使うとお前、丸三日間は全く動けなるはず……場合によっては選手生命にも影響が……(ざわ・・ざわ・・)」

 五郎丸選手「気遣い、かたじけない!!しかし皆、今日という日のために何十万回という厳しいトレーニングを積んできたでござる!今しかないんだ!……でござる!」

 選手A「そこまでチームのことを……てか、お前……五郎丸って本名か?」

 五郎丸選手「本名だよ!!てかそれ、今カンケーなくね!?」

 選手A「そうか……じゃあ、姓が「五郎」で、名「丸歩」だな?」

 五郎丸選手「五郎丸/歩だよ!チームメイトだから知ってるだろ!!つーか、今」

 などと五郎丸選手が吠えたどうかは全く定かではないが、世界が注目するラグビーW杯:「日本 VS 南アフリカ」の大舞台。

 そのNINJAは「印」を結ぶことで全神経・精神を統一。

 一切の迷いはなく、渾身の力で振り抜かれた「黄金の右」は、いびつな楕円形の芯を力強く打ち抜いた。

 ボールは全くブレることなく一直線に舞い上がり、この上なく美しい放物線を描きつつポールの間を通過していった。

 その愚直なまでに真っ直ぐな軌道はまるで「五郎丸選手の強い意志を汲んだかのようだった」とは、後日関係者の談、かどうかは全く以て不明である。細かい描写はすべて架空の話であった。(ナレーションは田口トモロヲで

 そして日本のSーAーMーUーRーAーI達は世界を斬ったのであったーー。

ーーナレーションはここまで。ここで照明が明るくなる。ーー


 ところで、この五郎丸選手のポーズ。

  「印」とか「忍者のポーズ」じゃなくて、どうも「おがみポーズ」という情報もあるようです。よく知らずに適当なことを言ってスミマセン。
 感動してリスペクトしてこの記事を書いています。

 

なぜトップアスリートたちは「ルーチン」を持っているのか?

 世界の頂点で活躍するスポーツ選手達は、CoCo壱番というときに自分の実力を余すところなく発揮するため、神経を集中しプレッシャーをコントロールする必要があります。
 その手助けをするのが「ルーティン」(=儀式)です。

 日頃から集中する場面でルーティンに従って行動することで、いざ本番の試合でなかなか集中できなかったとしても、「いつも通り行動すること」で神経が研ぎ澄まされ、普段通りのプレーが可能となるわけです。
 
 今回のこの五郎丸選手の忍者のポーズがそれに該当します。日々、練習時からこの印を結んで厳しいトレーニングを積んでいたことでしょう。

 では、ほかのスポーツ選手の例を見てみましょう。
 イチローのバッターボックスに入ったときのモーションが有名ですよね。

 他には例えば……

  • 錦織をはじめとするテニスプレーヤーたち
    サービスを打つ前に必ずといってよいほど、ボールを地面に何度かつきますよね。マリ付きで遊んでいるわけではありません。
    僕も趣味でテニスやってますが、やっぱり彼らのように集中できません。
    音「タン、タン、タン、タン……」
    僕の頭の中「あーんた がーた どーこ さー」

  • 既に引退されましたが桑田真澄投手
    ボールに向かって一人マウンド上で独り言をつぶやきます。
    これはルーチンであるとともに、セルフイメージを高めるアクションでもあります。
    一歩間違えると危ない人にも見えるのでまねする際にはご注意

  • タイガーウッズ
    ショットの前に祈ることで有名です
    「あー、このショットがカップインしたら、さっさと彼女の元へ帰ってカップインしよ」

 最後の例はカップインしすぎな気もしますが、このように、スポーツ選手達のメンタルコントロール術は、例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

 

身近なルーチン

 僕らの身近な例で言えば「睡眠」の就寝前の儀式がありますよね。

 睡眠、就寝前の数十分、癒し系の音楽を聞いたりアロマを使ったり、すとれっちしたり自分なりの「ルーチン、儀式」を習慣化することで、イザ眠れない日もルーチンを行うことで眠り易くなるわけです。


 あなたもとっておきのルーチンを作ってカップインしてみませんか?

 

画像はhttp://number.bunshun.jp/articles/-/822074様より引用

*1:詳細は『民明書房刊』を参照のこと