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Mr.Childrenライブ『未完』@日産スタジアム-大雨の中で見たもの。(2015/09/06)

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 こんにちは、はてなブログのwiz7です。
 昨日はミスチルのライブ(@横浜の日産スタジアム)に行って来たので、サブブログに感想を残しておこうと思います。

 レビューとか書いたことがないので文章が破綻していますが、まあ一つの記録としてね!

 

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僕のミスチルに対する考え方

 いきなり自分語りかよ!というツッコミは華麗に、するするとスル~。

 僕はミスチルが好きだ。

 理由は二つ。

 一つは、理屈抜きでメロディーラインが秀逸であること。(コード進行、アレンジもね)

 もう一つは、歌詞の中に垣間見える、人生に対する、鬱屈した絶望感を前提とした「この腐敗した人生はクソだ。だけどクソならクソなりに、少しでも良くしていこうよ」という、言葉を選ばなければ「諦めの悪さ」、良く言えば「前向きな思考回路」が僕のそれと酷似している気がするからなんだよね。

 僕は常に前向きであることが必ずしも正しいことだは思わない。それが人を追い詰めることもあるからだ。疲れたら休んでもいいし、納得いくまで生きた屍としてフラフラ漂えばいいだけの話なんだよね。

 人間には、常に成長していなければならない、などとといった義務などないし、「絶対にやらなければならない」こともない。それをもしプレッシャーに感じるのであれば、納得するまでゆっくりと、まったりと過ごせばいいわけで。

 ただ、一度きりの人生、少しでも楽しんだほうがやっぱり得だと思うんだよね。そして楽しむためには、それ相応の「成長」が必要なこともあるわけで。

 ……というのは僕の勝手な解釈で、グダグダ述べましたが、良いものは良い!というお話でした。

 

屋外ライブ当日、天気予報をみて絶望!!

 朝起きて天気予報を確認したんすよ。

 「マジで雨かよ。数時間雨に打た続けるのか……ぐぬぬぬ、行くのが辛い……」

 後にこれが、良い意味で想像を大きく裏切られることになるのでした。

 日産スタジアムのアリーナ席だったので天井なナシ。ずぶ濡れにはなりましたが最高の至福の時間を過ごせました!

 Mr.Children・スタッフの方々・一体感をくれた6万9000人のファンに感謝!

 

ここから本題。ライブの感想・レポートについて。

ネタバレ注意!!

 

当日の「伝説の豪雨ライブ」の様子がDVD/Blu-rayになりました!!
感動モノなので是非観ていただきたいです!!
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セトリ(セットリスト)はこんな感じ

1.未完
2.擬態
3.ニシエヒガシエ
4.光の射す方へ
5.CHILDREN’S WORLD
6.運命
7.FIGHT CLUB
8.斜陽
9.I Can Make It
10.忘れ得ぬ人
11.and I love you
12.タガタメ
13.蜘蛛の糸
14.REM
15.WALTZ
16.フェイク
17.ALIVE
18.進化論
19.終わりなき旅
20.幻聴
21.足音~Be Strong

====アンコール====

22.I wanna be there
23.overture
24.蘇生
25.fantasy
26.Tomorrow never knows
27.innocent world
28.Starting Over

立ち並ぶ珠玉の名曲。驚いたのが『CHILDREN’S WORLD』という変化球だ。

どれも圧巻ですが、特に印象に残ったシーンをいくつかPickUpしようと思います。

REFLECTIONの各曲のレビューは下記記事も参考にどうぞ!

顔で歌い、6万9000人の空気を支配する、ドラムの「JEN」こと鈴木英哉。

 序盤でドラム鈴木さんのMC。「こんな雨、吹き飛ばしちまおうぜ!」と叫びつつ、なぜか両腕をゆっくりと上下させ「謎の雨乞い」のポーズ!?

 それに応じて、日産スタジアムの7万人が大雨の中「雨乞いのポーズ」に応じるという、こだけ切り取ると相当危ない絵になっていたんだけど……これがライブの醍醐味なんだよね!

 やはり、このキャラあってのミスチルのライブなのかもしない。

 もちろん、ナカケーこと中川敬輔さん、寡黙な皇帝の田原さんの存在も必要不可欠であることは言うまでもない。

 

桜井さんが衝撃を受けた仏陀(ブッダ)のエピソード

 桜井さんがMCで愛について語るシーン。

 ※正直、うろ覚えなので参考程度に。

子供を亡くしたある母親が、子供の死を受け入れられずに何日も遺体を抱えて過ごしていました。彼女はすがる思いでブッダ(手塚治虫の漫画にも出てくる仏陀です)のところにやってきて、『この子を何とか生き返らせてください』と懇願したのです。
 
 ブッダは言いました。この町の家庭から「ケシの実」を持ってきてください。ただし条件があります。「死者を一人も出したことのない家庭」のケシの実を持ってくること――。

 母親はかけずり回るものの、当然そのような家庭は見つかるはずもなく。そして気付くのでした。身近な人の死は誰もが同じように味わい、受け入れるものなのだと。

 母親がブッダの元に戻ると、ブッダは諭します。

 「子供が生きているのであれば、生きている子供を愛しなさい。死んでしまったのであれば、死んでしまった子供を愛し続けなさい」

 この話に桜井さんは頭を殴られたかのような衝撃を受けたとのこと。
 そして愛とは「想像力」のことではないか、という考えを抱くようになってきたという。

 確かに愛というものは親子間の愛であったり、恋人同士の愛であったり、形は様々ですが、それらを包含する大きな感覚は「想像力」なしに感じ取れるものではないかもしれないね。

 「想像」することで、より的確に、より広範囲に抽象的な事象を認識することができるんですね。目の前に見えるものだけを真実として捉えていたら本当に大事なものが全く見えなくなる、と。

 そして桜井さんは以下のような形で締めくくったんだ。(ココもうろ覚え……)

僕は宗教家でも哲学者でもないけれども、音楽を通じてそういった愛を伝えられたら、と思います。

 桜井さんは「僕はアーティストだから」と、政治については言及しない立場を取っている。今回も立場を明確にした上で、あくまでも謙虚に想いを伝えようとする。

 だからこそ聴き手にもダイレクトにメッセージが伝わるのだなあ、と。

 

進化論のコンセプトムービー

 NEWS ZEROのテーマソングにもなっていて、個人的には思い入れが強い曲。

 進化論 の演奏の前に流れた説明ムービーが印象的だったので、かなりうろ覚えですが、ザックリ概要をメモ。

    • キリンの首が長いのは、エサをとるために努力した結果だと言う説があった。
    • しかしその説は否定され、努力ではなく、突然変異に過ぎない、と。
    • DNAには「我々の経験、努力が刻まれることはない」というのが定説となっていた。
      ちなみに、ダーウィンの進化論もこれに同じ。
    • しかし最近さらに新たな説として存在するのが、強い願いは「DNA以外の部分に刻まれ、引き継がれていく」というもの。

 生物学的に見て「DNA以外のどこかって、一体どこだろう?」と、ちょっとピンと来なかったのですが、それが事実だとしたらやっぱりスゴイ話だな、と。

 親から子へ、子から孫へ。引き継がれ、廻り続ける強い願い。その大きな流れの中で自分が存在していることの意義。

 そう考えると、今僕らが努力・経験している全ての物事には、僕らの想像を遥かに上回る意味と価値があるのかもしれませんね!

 このムービーと切ないメロディーでグッときしたわ。

 曲が終わると共に、証明が真っ暗に……。割れんばかりの拍手。

 観客席から、ある男性の大声がスタジアムに響き渡ったんだ。

 「ミスターチルドレ~ン!!」

 馬鹿でかい大声が……笑いにつつまれるスタジアム。「桜井さーん!」「さくらいー!」という掛け声は良く聞くけど、このパターンは斬新(笑)

 それだけ感動的だったんだ。この空気は文章には起こせないな……。

 そして、畳み掛けるように「あの曲」が!

 

『進化論』から『終わりなき旅』への流れ

 終わりなき旅ーー。

 この流れは卑怯だなぁ。

 いわずと知れた、数ある曲の中でも特別な存在であり、「代表曲」のうちの一つ。

 「一緒に歌ってください!」と歌詞がディスプレーに映し出され7万人の大合唱へ。
 いやー、マジ泣くわー。進化論でも泣いたけどコレはヤバイ。

 世界で戦う、数多くのトップアスリート達の心をわしづかみにした、脅威のフレーズ

難しく考え出すと 結局全てが嫌になって そっと そっと 逃げ出したくなるけど 高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな まだ 限界だなんて認めちゃいないさ

 を始めとし、

時代は混乱し続けその代償を探す 人は辻褄を合わすように型にはまってく 誰の真似もすんな 君は君でいい 生きるためのレシピなんてない ないさ

 のくだりには、何度勇気づけられたことか……。

 6万9000人が一体となり、スタジアムは大きな感動で包まれた。

 いつも思う。
 やっぱりこの曲はファンは元より、ミスチル本人達にとっても特別な曲なんだと。

 

土砂降りの雨を忘れた3時間半

 で、なんやかんやで大盛り上がり!

 大雨にもかかわらず、途中から雨が降っていたことすら忘れていたよ。  桜井さんも中川さんも田原さんも、最後はみんなもうズブ濡れ。

 ただ、それがまた絵になっていて、ディスプレーに映し出される「ふりしきる夜の雨の中で歌い、演奏するメンバーの姿」がこれまたカッコ良かった!

 DVDの発売が非常に楽しみだね!

 ちなみに、僕はシッカリとしたレインコート(カッパ)で完全防備していたので、服は濡れなかったけど(靴は当然中までズブ濡れ)、周囲を見渡すと、多くの観客は100均の薄いカッパで、かなり大変そうだったよ……。

 屋外ライブで雨天決行の場合は、シッカリしたカッパを着ることをオススメします!

 

個人的に気になっていた、桜井のアーティスト離れした体力

 僕が前回ミスチルのライブを観たのは3年前の『 POPSAURUS 2012』だったんだけど、そのときは縦横無尽にステージを走り回りながらも全く息を切らさないまま、「口からCD音源を吐き続ける」のを目の当たりにし、僕は酷く驚愕した。その体力・精神力、ホントに職業アーティストですか?って。

 桜井さんはサッカーが大好きでよくやっていたのだが、(結構前の情報なので今は不明)その心肺能力は当時42歳の平均を大きく凌駕するレベルだった。

 サッカーに興じていたのは、もちろんライブでのパフォーマンス向上を見据えたトレーニングも兼ねていたのだろうけれどもね。

 今回は大雨だったのでステージが滑りやすかった事情もあったためか、桜井さんが暴れる姿は見られなかった。9/5の公演ではどうだったんだろう?

 

やっぱり気になる小林武史と、キーボーディストの存在

 小林武史さん(=以下、コバタケ)が離脱した今回、やはり気になるのはキーボーディストの存在だった。あんまり詳しくないのだが、10年前?キーボードを担当していた「Sunny(サニー)」さん。

 彼はコーラスも担当しており、シンガーとしても桜井とハモリ続ける。

 桜井さんMCで「ゆずで言うところの 岩沢くんくらい声出して歌っています!(笑)」みたいなことを言っていた。

 ライブ終演間際、桜井がメンバ紹介を再度する際「サニーにもう一度拍手を!」と新たなメンバーを祝福するかのようなパフォーマンス。

 ほら。新生Mr.Childrenの誕生だ。

 

サウンドについて思うことと、「変わり続ける」ということの意味

 サウンドについて個人的な趣味の話を少しだけ。

 僕は今回のバンドサウンドが前面に来たことで感じたのは、個人的にはコバタケサウンドがやっぱり好きだったのかもしれないな、ということ。

 これは僕が音楽を聴く際に「メロディーと厚いアレンジ(ストリングスやピアノがガッツリ)」を最も重視することに起因しているのだと思う。

 バンドサウンドが良い悪いと言う話ではなく趣味・趣向の話だという意味で。バンド寄りの音が大好きなミスチルファンが多いことは、僕も知ってるよ。今の形態は、コレはコレで凄く良いと思っている。

 コバタケがミスチルから離れた理由は僕にはわからない。

 ただ一つだけ言えるのは、日本を代表するモンスターらタッグを組み、J-POP界を牽引してきたこということと、その化学反応により、後世に残る奇跡の名曲が数多く誕生し、日本の音楽に大きな影響を与えた、という事実があるということ。

 コバタケから離れたミスチルがさらに成長し、もし、またいつの日かタッグを組める時が来たとしたら……その時に、どのような「進化」が見られるのか?

 僕は楽しみで仕方がない。

変わらないことがあるとすれば皆 変わってくってことじゃないかな?

『進化論』-Mr.children

 

 

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ブログは数字(PV・ブクマ)を追うと数字に潰されるという話。

 お久しぶりー、wiz7です。生きてますか?もう9月ですよ。秋ですよ。月が綺麗になっちゃいますよ。早いもんですよね……だって、ついこの間、正月だったじゃないですか?

 最近つくづく思うのは、一日が短いということ。歳を取って(まだ30代ですが)恐ろしいほど速度的に一日が短くなってきてます。やっぱり思っていたほど人生は長くないんすよね。
 ということで、更新止まってましたがガンガン更新していくのでよろしくお願いします!言うは易し!!

 さて。今回はブログについて回る「数字(PV)」について、ブログ初心者の僕の稚拙な思考の軌跡を残しておこうと思うよ!
※当ブログはサブブログですが、主にメインブログの経験を元に書いています。

あなたは、自分のブログをどんなブログにしたいですか?

 まず「何のためにブログを書くのか?」について今一度、確認しておこう。何でも同じだけど全てはビジョンから。

 ブログを書く目的は十人十色で人の数だけ理由があるよね。だから何が「正解」だという絶対の解は無いし、その目的によって数字に対する考え方も変わってくるよね。

 例えば、広告収入だけが目的であれば、検索流入の数が最重要事項かもしれないし、自己顕示欲を満たすことを最大の目的とするなら、バズらせられればいい、という考え方もあるかもしれない。
※あくまでも例として書いています。

 でも、これってどうなんだろう?と思って。
 自分でコントロールできないものに振り回されているんじゃなかろうか、と。

 もちろん中には、戦略的に数百のブックマークをコンスタントに集める猛者もいるけど、そういった方の記事を読んでみると、やっぱりクオリティが高いんだよね。
 アタマが良くて知識も豊富なんだろうけど、記事を仕上げるのにも、それ相応の時間を費やしていると思います。継続して数百のブックマークをデイリーで連発することなんて、とてもじゃないけど僕には真似できない。

 また、検索流入もSEO対策をきっちり行って毎月安定したPVを稼いでいるブログも数多く存在すると思う。ただ……これもやっぱり、Google神のさじ加減ひとつで大きく変動するし、iOS9の広告ブロックのような例もある。

 もちろん、世の中の動向に合わせてチューニングしていくプロの人達はそれで食べていくのだと思うけど、僕の場合はそこまで検索流入に価値を見いだせないので、最悪広告収入やがゼロだったり検索流入が少なくても、さほど気にならない。
 もちろん、あるに越したことは無いけれどもね。

自分に何がコントロールできて、何がコントロールできないか?

 まあ、うだうだと書いてきましたが何が言いたいかと言うと、僕のように趣味で書いてる人は原則、数字はコントロールできないものとして割り切って書いた方が楽になるじゃないかな、と。保障されないものを求めてもキツくなっていくだけだし、自分が納得できる記事さえ書ければ、それだけでいいんじゃないかな、と。

 自分ができることに力を注ぐ。それができたのか、できなかったのかに重きを置く。
 結果は後からついてくるもので、風向きはいくらでも変化するもの。そこに一喜一憂してもあまり意味がないんじゃないかな。  

wiz7.hateblo.jp
 上記の過去記事にも書いたけど、特にはてブは一度バズると「注目されて当たり前」のような感覚に陥ってしまうことがあるんだよね。んで、その後書いた記事がバズらないと精神的にキツくなってくる。結果、消耗して、はてなブログから消えていった人もたくさんいるんじゃないかな。僕は新参者なので良くわかんないけど。

 次こそはバズらせないと……なんて考えだしたら、記事を書くのが負担になって書けなくなっちゃう。楽しむために書いていたのが、ただの苦行になってしまうわけです。

 

自分の中の軸

 逆に言えば自分の中の基準、軸さえぶれなければ、数字がどうあれ前に進めると思うんだ。自分が納得した記事を書き続けること、この一点。

 もちろん、ブログは読み手の立場に立つことも大切。結果、自分のブログを気に入ってくれた人が読者登録/Feedlyの登録をしてくれる。
 購読者が少しずつ増えていく……それも狙うんじゃなくて、結果的に少しずつ増えていく……というのが僕のイメージする理想の姿。

 好きなことを書き続けて、少しでも気に入ってくれた読者の人達を大切にする。 

 ……と思ったけどさ。

 やっぱりバズは気持ちいいよ。
 バズ!!パズー!バルス!!

 バズりたい!
 ブックマークして帰ってください!!!(必死)

 

アクセスアナライザーの障害で、全ての記事が見られなくなった話。

 今回の話はブログ運営の話題のため、こちらのサブブログに記録を残しておこうと思います。なお、当記事はクレームではなく、目的はGMO社への応援、およびユーザへの情報共有を兼ねて書いています。

  僕は2つのアクセス解析を使っています。一つは天下の「GoolgeAnalytics」、もう一つは「AccessAnalyzer(アクセスアナライ ザ―)」というものです。ちなみに、アクセス解析ツールに「アクセスアナライザー」を採用したきっかけは、マネーさん(id:MoneyReport)の記事だったのでした。

 ご紹介感謝です!

 

アクセスの激減?

 一昨日、このAccessAnalyzer(アクセスアナライザ―)を何気なく見るとアクセスが激減していることに気付きました。前日の約半分です。

 「アクセスって……そもそもアナタのブログ、記事全然書いてないじゃん!」という声が聞こえてきそうですね。はい、確かにPVはごくごく小さいのですが、僕もいっちょまえにメインブログのPVだけは毎日確認していたのでした。

 原因としてまず真っ先に疑ったのがGoogle先生に嫌われた可能性です。

  でも、よく考えてみたのですが、その可能性は皆無なんですよ。そもそも僕、「最近記事を全然書いていない」んですからね(ドヤッ)。ブログ更新をサボっていたことが原因 切り分けのスピードを加速させたわけです。書かない戦術。ミニマミスト的な戦略が功を奏したわけです。はい、滑ったー。

 その 後、あれこれJavaScriptをいじったりGoogleAdsenseを外したり試行錯誤する過程で、ある異変に気づきました。自分のブログの画面が開かな いのです。

 Chromeで描画までの時間を計測すると、処理完了まで一分を超過しているようでした。タイトルしか表示されません。さっきまで普通に開いていたよね?はて?

 試行錯誤する過程で、「アクセスアナライザ―が犯人である可能性」は、もちろん考えました。ただ、同じアクセス解析を利用しているマネーさんのページは正常に表示されていたので、「それはないか……」と勝手に可能性から除外していたのです。

 アクセスアナライザーの「障害報告」のページ にも、何も報告されていませんでしたし、ツイッターでも誰もつぶやいていなかったし。

 ただ、ダメ元で念のためにトライしてみようと思い、記事のHTML中に埋め込んだアクセスアナライザ―用のアクセス解析スクリプトを外すと、綺麗サッパリ、画面が高速で表示されるじゃないですか!

 次に沸いた疑問が、何でマネーさんのブログは表示されて、ウチのは止まってしまうんだろう?という疑問です。マネーさんははてな界の重鎮で、僕が初心者のペーペーで更新サボルから?

 失礼ながら(すみません!!)、そっとマネーさんのブログを右クリック→HTMLコードを拝見したところ、アクセス解析スクリプトが「記事の最下部」に配置されていることに気がつきました。

 このスクリプト、「確実にログを取りたいなら記事の先頭に埋め込みましょう!」という提供元の指示があったので、その教えを忠実に守っていたことが仇になったのでした。

 マネーさんも、僕と同じ現象にぶちあたり、似たようなプロセスをたどり、回避していたのでした。

moneyreport.hatenablog.com

 この記事のコメントのやりとりがこちらです。

以下が僕のコメント。

月中ボスタイム。アクセス急減に見る危機回避意識。 - マネー報道 MoneyReport

これ。。昨夜、マネーさんと全く同じことやってました。結論としてスクリプト内のURLのj1などの数字をj2などにして暫定回避してます。僕のは記事の先頭に埋め込んでたので全記事一網打尽でした。あとで記事にします。

2015/07/15 13:04

b.hatena.ne.jp

それに対する、マネーさんのレス。

これ。。昨夜、マネーさんと全く同じことやってました。結論としてスクリプト内のURLのj1などの数字をj2などにして暫定回避してます。僕のは記事の先頭に埋め込んでたので全記事一網打

id:wiz7さんもアクセスアナライザー使ってるんですか?昨日は悲惨でしたよね~(T_T)私の以前、ヘッダーに入れていて全く表示されなくて困ったことがあったので「記事下」に入れてました(^^; 記事お待ちしています!

2015/07/15 13:07

b.hatena.ne.jp

 

 な、なるほど……以前もおかしかったのですね。というか、ググるとこの「アクセスアナライザ―」、過去にもいろいろと障害を起こしているようですね……。

 

スクリプトを書き換えて逃げろ!

 で、対策、というかその場しのぎの暫定の対処療法ですが、以下の2点です。

  • マネーさんに倣い、記事最下部にスクリプトを仕込む
  • スクリプトを書き換えて、気休めにリスクを下げる

 二番目について説明しておきます。
 ※マネーさんのブコメを見る限り、今回の障害で同じ被害に合われた方もいるようなので…共有を兼ねて!(id:hapilakiさん、id:miz7makiさん)

 

 アクセスアナライザ―のページを徘徊している途中、ある記述を発見しました。以下はFAQの一節です。

f:id:wiz7:20150716022409p:plain

 ■アクセス解析サーバーにつながりません
スクリプト呼び出し、解析サーバーはそれぞれ二重化しています。「w1」「x1」「j1」であれば数字の「1」の部分を「2」と変えていただく事で障害の影響を回避できます。

  「障害が発生するサービスなので、イザというときは自分で調整してね!てへペロッ!」のようなノリです。そもそもスクリプトは一つ一つの記事に手動で埋め込んでいるのですが……。(←僕だけ??)すこし面食らってしまいました。

 また、この書き換え処置で一時的に逃げたとしても、二台目のサーバがダウンしたら何の意味もないわけですよね。

 個人的にはこのサービス、お金を払ってでも利用し続けたいと考えていたので、このスタンスは非常に残念でした。また、「アクセスアナライザー」の有料プランとの違いが正直理解できていないため、無料で利用しているだけの話だったので、本当にまともなメリットが提示されれば喜んでお金を払いたいです。

 しかしGMOさんは自社のサービスメンテ体制について、どうお考えなのでしょうか……。

 という愚痴は置いておいて、障害を一時的に回避させるため、指示通り修正しましたよ。結果については、動作検証中です。

 

サービスを提供する側は、これで本当にいいの?

   僕のような趣味(?)でブログを書いている人間はともかく、それが生活に影響するような人たちは、たまったものではないだろうな、と。もちろん、保険をかけて複数 の解析ツールを利用することは必要なのですが、アクセスアナライザー側の対応があまりにも……。

 というのも、前述のスクリプトの書き換え案内も去ることながら、今回の障害報告について、いまだに掲示が確認されていないんですよね。恐らく、もう宣言する気もないのでしょうけど。ひょっとしたら障害自体に気づいていないとか……さすがにそれはないか。システムの監視くらいはしてますよね??

 

 なお、以下は、2015/07/16 1:00ぐらいのキャプチャです。最終報告が去年の10月のもののままです。

f:id:wiz7:20150716022410p:plain

 ふと疑問に思ったのですが、有料ユーザは、この事態についてどのように考えているのでしょうか?「あ、またか……」という感覚なのでしょうか?ちょっと不思議です。

 とまあ、色々書いてきましたが、前述の通り僕はアクセスアナライザーを非常に気に入っていたので、GMOさんにはもう少し頑張ってほしい!という思いから、今回の記事を起こした次第です。

 本当に見切りをつけたいのであれば、そりゃ黙って去りますよ。時間がもったいないですからね。サービスを畳むつもりなのであれば何も言えませんが、そうでないなら「障害報告」ぐらいはあげてほしいと思いました。

 そんじゃーまたね!

 

後日追記(2015/07/17 23:00過ぎ)

 先ほどアクセスアナライザーのページを確認したところ、下記の障害報告の表示を確認しました。

f:id:wiz7:20150717230546p:plain

サーバーアクセス障害 [最終更新 2015/07/15 16:00]
現在の状況(個別) 障害 - 解決済
[2015/07/15 17:00] 平素は弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。

アクセス解析におきまして、下記内容で障害が発生しました。

○日時:

 2015/07/14 21:00~ 2015/07/15 16:00


○障害内容:

 解析用タグの読み込みに非常に時間がかかる
 解析結果が反映されない


お客様には大変ご迷惑をお掛けいいたしました。


[2015/07/15 16:00] 復旧作業が終了いたしました。
長々とご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。

 障害報告が上がっていました。復旧時刻が気になるところですが様子見ということで。

 ではまた!

ブログを始めた理由と、あの頃のmixi。

 お久しぶりー。id:wiz7です。名前はまだない。みんな生きてるかな?

 このブログは、メインブログ「プロジェクトマネジメントの話とか」とは真逆の方向で、日常をまったりゆっくりおかしく綴っていく予定だったのですが、途中から何か変な方向に行ってしまったので、いったん元に戻そうと思うよ。

 今回は、今週のお題が「私がブログを始めたきっかけ」ということで、そのへんについて一人語りでもしようと思います。誰も来ないかもしれないけど!てか、来てね!

 

はじめてインターネットに触った2000年頃

 初めてネットに触ったのは、1998〜1999年頃で、場所はとある電気屋。そこにはCATV経由でネットに接続されたPCが置いてあったんですよ。

    当時、インターネットはまだ珍しい存在だったので、その1台のマシンを占有すべく、激しい争いが繰り広げられていたんですね。

    んで、なんとか利用権を確保した僕は、何だかよくわからないまま、チャットで「はじめまして」と打ち込んで、Enterキーを押したんだ。そしたら「はじめまして!」って返事が来た。

 何だこれはーー。

   あの衝撃は今でも忘れていないです。

 その時感じたのは、「これはやばい、インターネットやばい」。僕のボキャブラリーがいかに貧困で知性が欠如しているかが露呈されてしまったわけだけど、とにかく「やばい」。こんなものがこれから世の中に普及したらーー。大変だ。やばい、やばい。

 そのやばい事件がキッカケで、僕はIT業界に飛び込むことになるのでした。インターネットで世界中の人たちが、「シームレスに繋がったら楽しいだろうなぁ……。」といった、漠然とした妄想を抱きながら。僕は妄想で終わってた。僕は「ヤバい」で終わってた。

    でもホリエモンたちは、イメージを即座に行動に移してた。

    今思ったんだけど、やっぱりそこが凡人が凡人たる所以なんだよね。でも、凡人は凡人なりに楽しく行動しなきゃ!

 

気づいたら存在していた「mixi」というSNS

 そこから、自分専用のマシンを手に入れて、2chのIT系の板に入り浸ったりして遊んでいたんだけど、その数年後、mixi(ミクシー)と呼ばれるSNSが誕生。

    気づいたら、僕が妄想していた「人と人が繋がるシステム」がそこに存在してたんだ。そして僕は2006年にmixiに登録することになったんだ。

 そこにはブログ形式の「日記」と呼ばれる機能があるんだけど、(てか、みんなmixiは知ってるか…)そこで僕は初めて人に向けてテキストを書いてみたんですよ。コメントが付くと赤文字で「日記にコメントがあります!」と煽ってくる。mixi疲れなんて言葉も流行ったね。

 今の「はてな」の通知機能は、これが原点なんだろうね。この通知を見ると脳内でドーパミンが分泌される。一種の中毒状態に陥るわけだね。

 

はじめて書いたmixiのテキスト「日記」機能

 当時のmixiには、フジコフミオさんみたいな人がウジャウジャとひしめき合っていたんだ。というか、そういう面白い人や、さらには奇人変人狂人が集う場所に、自ら近づいていった、というのが正しいかな?

 毎日毎日、あまりにも面白くて腹筋が崩壊しつづけた。「言葉」でここまで人を笑わせられる人たちがいる!そこで僕が試みたのが自分も「面白い、笑える日記を書こう」という挑戦。あのカチコチのメインブログを書いている、この僕がですよ?

    書いたのは2006〜2007年の間。だんだん飽きてmixiからは遠のいてしまったんだ。結論から言うと面白さは達人たちにくらべたら全然だったけど、今さっき久々にログインして少し読み返したら、今よりはボキャブラリーも感性も豊かで楽しそうに書いてた!

    僕は何を失ってしまったんだろう?

    mixiが変わったように、僕も変わってしまったんですかね?

    これから自分が「はてな」で変わるなら、プラスに変わろう!と思います。

 

ブログを書き始めた理由

    mixiの日記が初めてのブログだとすると、楽しさを求めたかったんだろうね。
 
    そして今の、はてなブログ。
 
    まずメインブログ。
 
 こっちは「仕事」がメインテーマ。より良く、より楽しく、より面白く。
 
    日々考えていること、過去の経験の整理、本から学んで自分が考えたこと。それらを自分の成長のために整理してアウトプットする。そしてそれが結果的に、みんなの役に立てれば幸せ!という、オーソドックスな動機だね。
 
 はてなを選択したのは、何となくテーマがシンプルで書きやすそうだったことと、自分がはてなブックマークを利用していたので、何となく。この2点。
 
 実際に始めてみてわかったのは、「はてなブックマーク」との親和性が非常に高いこと、それによってバイラルに乗り易いこと、SEOに強いこと……他にも数多くのメリットがることを、後から知ったんだよね。
 
 はてなブログ/はてなブックマーくを使えば使うほど、多面的に、緻密に計算し尽されたこの合理的な仕掛けに、jkondo氏をはじめとする、はてな社メンバーの凄さを痛感したのでした。
 
 はてな社すごい。はてなやばい。
 
    そしてこの雑記帳ブログ。
 
    こっちは言いたいこと、面白かったこたなどをてきとうに、思考の記録をしたためておきたい、という、ごく単純な動機なんだけど、やっぱりそれが人に読まれることが楽しいんだと思う。その反応が楽しいんだと思う。人とつながることが楽しいんだろうね。
 
 ひょっとしたら、またいつか「面白い笑える日記を書こう!」と努力を始めるかもしれないね。失われた何かを求めて!予定は未定!未定は予定!
 
    何だか取り留めもない感じになってしまったけど、これで約2000文字!長い!
 
   とゆーわけで、何だかよくわからないけど、今後ともよろしくお願いします!
 
    それじゃーまたね!
 

LINEやGmail、「あのサービス」が突然潰れても普段通り生活できる?

 人が訪れないこのブログですが、少し気になるエントリーを見つけたのでこれ書いてます。LINEの利用について。

 

potatostudio.hatenablog.com

 

 ものすごい勢いでLINEが普及していますが、使わないとダメ?という記事。

 結びは以下の通り。

LINEって、使わないとこの先生きのこることは出来ないの?
誰か教えて下さい。マジで。

 

 自分はLINEを利用する気が全くないものの、周囲の大多数が利用してるため「自分もそろそろ使用しなければならないのでは?」というプレッシャーを感じているのかな?と、好き勝手に推測してみました。

 利用する・しないについては各自の判断に委ねられていると思うのでここでは割愛しますが、僕が日頃問題だと考えていたのは、ゆきぼうさん(id:potatostudio)も記事内で指摘していた「インフラ的側面」についてです。

 サービスが死んだり消滅したらどうするのさ?という観点。

 今回は、サービスに過度に依存してしまうことによる弊害と、今後押し寄せるクラウド化の波をどのように享受してより良い生活を送るべきか?について考えてみよう。

 

■クラウドが死んでもバックアップ取っているから平気だって?そういう問題じゃない!

 まず、日々利用しているサービスについて、いつクラウド上のデータが死んでもよいように、バックアップを取るのは基本だと思いますが、みんな大丈夫ですよね?これは、はてなブックマーク・はてなブログのデータだって同じことです。EverNoteに頼り切っているあなた、大丈夫ですよね?

 でもでも本質はそこじゃありません。サービス自体が消滅することのリスクです。

 

■サービス自体が永久に死んだら?

 まず僕達は、ネット上のサービスは全て「いつ何が起こるかわからないもの」として認識しておくべきです。

 携帯キャリアが障害を発生させた場合、総務省から行政指導が入りますよね。なに国民に大迷惑かけとんじゃワレ、至急改善しろや。という感じで。なので、本当の社会インフラを支える各社は必死です。それでもチョイチョイ障害が発生します。人間が作っているシステムだから当たり前です。

 でもこれって、普段僕らが使ってるLINE、EverNote、Gmail、Yahooメール……etc.だって同じことですよね。総務省が怒る怒らない(=社会インフラとして定めているか)は無関係で、僕らが困るか困らないかが全てなわけです。

 ※ちなみに、いまは行政指導が入らないかもしれませんが、国民の生活に深く根付いたサービスは今後行政指導の対象になると僕は考えています。

 総務省からさんざん厳しく指摘されている携帯だってこれだけ不安定なのに、他のサービスがどうなるかなんて、わかったものではありません。世の中には完璧なシステムやセキュリティなど存在しないためです。

 それを考えると、携帯もLINEもGmailも全サービスについて、いつ全データが飛んで、永久にサービスがストップしてしまっても、それほど問題ないレベルで生活できるよう、事前に準備しておく必要があるのです。生活の水準が多少落ちるのは仕方ないにせよ。

 

■例えば朝起きたら、Gmailがいきなり消滅してました。復活の気配なし。平気?

  例えば、あの人とのやりとり、全部Gmailなんだよね……連絡とる手段が全く全くない。とか。

 例えば、災害用伝言サービスってどうやって使うんでしたっけ?当然、家族もソレ知ってますよね?

 

 ということで、まずは、はてなブックマークのデータと、はてなブログのデータのバックアップから取ろうか?

 

 それじゃまた!(言いっぱなし)